お子さまの突然の発熱・のどの痛みに。知っておきたい「溶連菌」の基礎知識|戸田市で小児科をお探しなら、日曜、祝日診療の北戸田こどもクリニックへ

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お子さまの突然の発熱・のどの痛みに。知っておきたい「溶連菌」の基礎知識

小児に重要な疾患をもたらす溶血性連鎖球菌(溶連菌)には、A群とB群があります。

A群溶連菌による咽頭・扁桃炎は5~15歳の小児によく見られます

主な感染様式は飛沫感染(くしゃみや咳、唾などを鼻や口から吸い込むこと)であり、突然の発熱と咽頭痛で発症します。

 

主な症状

・高熱

・咽頭発赤(炎症を起こした口蓋扁桃)

・イチゴ舌

・発疹

 

診断と検査

特徴的な症状と診察初見があり、溶連菌が疑われる場合には迅速検査キットで検査を行います。

3歳未満は、通常かかることが考えられないのと、溶連菌の合併症を起こすことが稀なので当院でも積極的な検査はしておりません。

※ただし、家族や兄弟で感染者がいる場合には感染することがあるため、検査を実施することがあります。

 

治療・抗菌

・薬の内服で、すみやかに症状が改善します。

・確実に溶連菌を退治し、重大な続発症(合併症)を引き起こさないために、症状が消えても抗菌薬はしばらく飲み続けなくてはいけません。

 

合併症って?

・溶連菌にかかった後、抗菌薬を適切に内服しないと溶連菌感染後急性糸球体腎炎を合併することがあります。

・医師の判断で、感染から1~4週間後に尿検査をして、血尿の有無を確認することがありますのでご了承ください。

 

登園・登校の目安

日本学校保健会の解説では、「適切な抗菌薬療法開始後24時間以内に他への感染力は消失するため、それ以降、登校(園)は可能である」と示されています。

また、厚生労働省のガイドラインでも「抗菌薬の内服後24~48時間が経過していること」との記載があります。

 

常在菌としての溶連菌

溶連菌は5~20%の健康な小児の咽頭にも存在しています。

当院では症状や診察所見と併せて必要と判断した時に検査を実施しています。

 

感染が疑われる場合は

上記のような症状の場合、来院の前に予めお電話でご相談ください。

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