エンテロウイルス感染症~ヘルパンギーナ・手足口病~

毎年5月頃から増え始め、7月頃にかけてピークを迎える感染症です。主に飛沫感染(くしゃみや咳、唾などを鼻や口から吸い込むこと)や糞口感染(うんちが手指を介して口から入ること)で感染します。
潜伏期間は1〜5日といわれています。多彩な症状が出現しますが、そのほとんどは予後良好で自然治癒します。
1.ヘルパンギーナ
• 高い熱、のどの痛み、飲み込むときの痛みが特徴です。乳児ではよだれが口から溢れ出てくることもあります。
• のどに小さな水ぶくれのようなもの(アフタ)があると診断されます。
• 1〜4日程度で自然治癒する予後良好な病気です。
アフタが出現するまえに、食べ飲みしなくなる場合があります!
2.手足口病
• 微熱(熱が出ないことも多い)
• のどの痛み
• 手のひら、足の裏や甲、口腔粘膜、口周り、膝、お尻やお股などの発疹が特徴です。
1週間程度で自然治癒します。
登園・登校の目安
長期間にわたってウイルスを排泄し他人にうつすことから、保育園等を休む基準が決められていません。一般的には「元気で通常の生活ができる状況」であれば登園可能と判断されます。
診断と検査、そして治療
症状を診させていただいた上で医師が診断しています。多くが予後良好で、ほとんどが数日で自然治癒することから、注意深く経過を観察していただくことが基本となります。
食事の工夫
口の中が痛く、食べづらい、飲みづらい場合があります。
冷たい飲み物、ゼリー、ヨーグルト、アイスなどのどごしの良いものは比較的摂取しやすいようです。
感染が疑われる場合は
上記のような症状の場合、来院の前に予めお電話でご相談ください。