便秘症|戸田市で小児科をお探しなら、土曜・日曜、祝日診療の北戸田こどもクリニックへ

CONSTIPATION

「ただの便秘」といって便秘を放っておかないでください

便秘は早めに対処することで、慢性的な便秘を防ぐことが出来ます。週に3回以上の排便がない場合や排便時に痛がるなどは便秘と言って良いでしょう。便秘が続いて治療が必要な状態を便秘症といい、さらに便秘症が1~2ヶ月以上続いた場合には「慢性便秘症」といいます。当クリニックでは便秘の早期から積極的に治療を開始し、慢性便秘症になることを防いでいきます。

便秘症の治療

とにかく出しましょう

「薬を飲むと、やめられなくなって、便秘が治りにくくなってしますのでは?」「浣腸は癖になってしまうのでは?」と相談をいただくことが多くありますが、薬や浣腸をしないとうんちが出ない状態からきちんとうんちが出るような状態になれば、自然と薬や浣腸をしなくてもよくなりますのでご安心ください。うんちが出ない(薬や浣腸をしないと出ない)時は、薬や浣腸を必要としている状態といえます。
直腸に便を溜めないことが便秘においては重要ですので、とにかくうんちを出すようにしましょう。

便を溜めこまない習慣ができたら食事療法

薬や浣腸をしながら、直腸に便を溜めこまない習慣が身についた段階で、食事療法をしていくと効果的です。食物繊維、水分を良く取ることが重要です。食物繊維は腸で吸収されず、水分を含んだ便の量を増やし、硬くなることを防いでくれます。野菜、海藻、果物、芋類、豆類などに多く含まれていますので、毎日とるようにしていきましょう。ただ、乳幼児では食事療法はかなり難しいと思いますので、薬や浣腸をしていきながら、徐々に食事をコントロールしていくことが効果的です。

生活習慣を見直してみてください

日々の生活のストレスを緩和して、トイレで余裕を持って排便が出来る環境作りも重要です。また、規則正しい生活をおくることも大切です。早寝早起きを心がけ、朝食をゆっくりとれるような生活にすると、朝食後に大腸の動きは一番活発になります。