RSウイルスとは?症状・流行時期・登園の目安を解説

かつては秋から冬に流行すると言われていましたが、今では1年中流行しています。
また、2歳までにほぼ全員が罹患するというほどのありふれたウイルスです。
乳幼児期の病態
- 肺炎や細気管支炎など、肺胞にきわめて近い部分炎症を起こすことが多いです。
- 喘息のような症状が出ることがあり、その場合、当院では血中酸素飽和度(Spo2)を測定して気管支を拡げる薬などを吸入することがあります。
- ミルクの飲みが悪くなったときにはご相談ください。
乳児期の病態
- 乳児期より症状は軽度ですが、咳や喘鳴(ゼイゼイする様子)、時には発熱も長引くことがあります。
- 肺炎に至るまでは少なく、小学生以上のお子さまでは、普通のかぜ(鼻水、咳など)として経過することがほとんどです。そのまま様子をみて自然治癒してしまうことも多いです。
\こんな感染症もあります/
ヒトメタニューモウイルス(hMPV)感染症
ヒトメタニューモウイルスは、RSウイルスと同じ仲間のウイルス(パラミクソウイルス)です。このウイルスも子どもの呼吸器感染症の5~10%を占めると言われています。
- 数日続く発熱
- 長引く咳
が特徴です。
喘鳴が目立ち、RSウイルスの症状と非常に似ています。インフルエンザやマイコプラズマ感染症と区別がつかないこともあります。
登園・登校の目安について
RSウイルスはヒトメタニューモウイルスも明確な基準はありません。
「重篤な呼吸器症状が消失し、全身状態がよい場合には登校(園)可能」となっています。登園許可証が必要な場合には、診察の際に医師へご相談ください。
診断と検査
RSウイルスもヒトメタニューモウイルスも、迅速キットが検査・診断に役立ちます。ただし、診断ができても特効薬があるわけではないため、直接治癒には結びつきません。そのため、積極的には検査を行わない場合がありますことをご了承ください。
当院ではジナジスの接種も行っております(対象に該当する方のみ)。詳細はお問合せください。