子宮頸がんワクチン シルガード9について
子宮頸がんワクチン シルガード9が令和5年4月1日より公費での接種が可能になりました。
シルガード9は、これまでのワクチンと比較して5つのヒトパピローマウイルス型のウイルス様粒子を含むため、より幅広いヒトパピローマウイルスが引き起こす子宮頸癌に対する予防効果を発揮すると考えられます。
さらに、従来の3回接種に加えて、2回接種も追加で承認されています。
欧州では2016年より、米国でも2016年10月より2回接種が承認されており、現在では世界40か国で2回接種が承認されています。接種間隔の詳細については当院窓口でお尋ね下さい。
これまで子宮頸がんワクチンでは、副反応の発生が大きく報道された経緯もあり、接種が進んでいません。現在米国ではこのシルガード9のみが子宮頸がんワクチンとして認可されており、当院でもシルガード9の公費での接種を積極的に進めていきたいと考えます。
※子宮頚がんワクチンのキャッチアップ接種は、今年度で終了となります。