帯状疱疹予防ワクチン、シングリックス接種の開始
帯状疱疹予防ワクチンの接種を開始しました。
このワクチンの臨床治験で50歳以上の帯状疱疹の発症を97%予防し、
接種した人には帯状疱疹後神経痛(PHN)の発症が認められなかったことが報告されています。
帯状疱疹は体内の神経節に潜伏感染している水痘ウイルスが再活性化することによって発症することが知られており、
帯状疱疹に罹患した人の発疹に存在する水痘ウイルスが例えば低年齢児に感染した場合、
水痘を発症する可能性があります。
当院では1歳以上の幼児に対し積極的に水痘ワクチンの接種を進めるとともに、
今後シングリックスワクチンの接種を進めていくことで水痘ウイルスによる疾病の予防に取り組んでいきます。
シングリックスワクチンは50歳以上の方はどなたでも受けて頂くことができ、予防のためには6ヶ月の間に2回の接種を行う必要があります。詳細についてはクリニックまで直接お問い合せを頂ければと思います。